フィリピンに来て二週目。
月曜から木曜日までは任地に行って、これからのステイ先探し。
私は運良く前任者の人がホームステイしていた先に住める事が出来、
無事、今回のミッションを達成してマニラに帰って来ました。
そして、土曜日、
バスーラの家で有名な、マニラの北にあるアロマのゴミ山に行って来ました。
フィリピンが大好きで、
今回が3回目のフィリピンなのに、
実はゴミ山に行くのは
初めてだった私。。。。
”ようやく見れる”という想いで、アロマに向かったのです。
私たちJOCVの宿舎があるマニラ・マカティー市から、
北に電車とバスと・・・・最後はトライシケルでアロマに到着。。。
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ゴミ山からさらに集められたゴミ。 |
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ゴミ山の入り口 |
アロマには現在、約3000世帯が住んでいて、
さらに一世帯につき約10人(子供が5~10人)住んでいるとの事。
つまりは、約3万人が住む一つの町。
それがゴミ山のふもとに広がっているのです。
だから、バスケットコートもあります。
もちろん、家も沢山。。。
でも学校はない。
沢山子供がいるのに、
学校はない。
少し離れた学校に行ける子供達はごくわずか。
このアロマの地で、
子供たちの健康管理等を行っている団体のリーダーは、
”教育”が今一番の問題だという。
学校に行けないばかりに、職が見つからず、結局ゴミ山でのゴミ集め(スカベンジャー)を
続けてしまう。そしてその子供も。おそらくそのまた子供も・・・・・・
発展していくフィリピンの首都、マニラにあって
ずーと前から劣悪な環境の中で過ごし続ける人々。
そして、それを外から見続ける人々。
笑顔の子供たちに会えたのは嬉しかったけど、
かれらの後ろに見える沢山の問題が、とても見えて辛かった。。
でも、この現状を伝える事で変わる事。
そして自分が出来る事からはじめる事。
それを積み重ねる事が、何かしら彼らの未来を切り開く鍵になる事を信じて、
これからのフィリピンでの生活を送ろうと思ったのでした。
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カメラに興味津々の子供たち |
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プレゼント |
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素敵な笑顔 |