23 March 2011

日本人としてのアイデンティティ

私は、自分は”世界市民”だって思ってるので、
自分は日本人です!
とか
熊本出身です!!
って言うのが、とても嫌で(というか、出身地については隠したくて)
フィリピンでも日本について、特に多くを語ったりしてなかった。
そして、特に日本の事を考えたりもしていなかった。

でも、今回の東日本大震災と津波、
そして福島の原発の件と、
日本がかなり危機的な状況に陥って、初めて、
やっぱり自分は日本人なのだと良く分かった。

日本のことが心配で仕方なくて、
仕事もほぼ手につかなかった。

そして、
避難所で、ちゃんと整列して食事を待つ姿、
懸命に節電に協力する様子を
テレビ越しに見て、とても日本人を尊敬した。

フィリピンでも、沢山の人が日本の状況を
本当に心配してくれていて、
こんなにも世界から心配してもらえる国は、
日本ぐらいなのではと思い、とて日本に生まれた事を誇りに感じた。

それ故に、
今、私はフィリピンにいて、しかもとても田舎に住んでいて、
日本の復興のために、募金ぐらいしか出来ない自分が情けなくなった。

でも、私の仕事は、
今後、益々多くのフィリピン人が
日本ファンでいてくれる為のものでもあるから、
日本の今後の為に、
私はフィリピンで私の果たすべき仕事を進めようと思った。

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