23 March 2011

村落開発普及員としての初活動

長い事ブログを更新していなかったので、
何とかこの3週間ぐらいで起こった出来事を
つらつらと、書こうと思います。

2月終わりから3月初めにかけて、
レイテ島にJICA主催の村落開発普及員のワークショップに
行って来ました。

私の職種は村落開発普及員/Community Development Officer。
でも、私の活動の内容は、マーケティング・会計管理・生産管理で、
全くもって”村落開発普及員”らしい活動はしておらず、
今回のWSがいわゆる”村落開発普及員”としての初活動となりました。

WSの内容は、地域住民が主体となって、
自分達の町・村の問題点や改善案を出しましょう。というもの。

今回は、60人の地域住民の人を集め、
それを13グループに分け、各グループごとに、
村落開発普及員がファシリテータとして話し合いに入り、
円滑に話し合いが進むように、サポートしました。

ファシリテータとは、
グループの皆の意見を集められるよう、
発言を促したり、話し合いがきちんと結論にたどり着くよう、
道筋を作ってあげる立ち場の事。

そもそも、上手く話し合いをファシリテイトする事は難しく、
しかも今回はフィリピンで
レイテの私が行った事の無い場所に住む、
本当に一般の人達の話し合いをファシリテイトするという、
なんとも難しい事に挑戦しました。

結果は、
言葉は基本的な会話はビサヤ語なので分かるんだけど、
彼らの土地ならではの事になると、全く意味が分からず、
その内容が話し合いの意図から図出ているのかどうかが、
分からなかった。
しかも、やはりどんなに現地語を頑張って話したところで、
私が日本人であり、支援する側の人という立ち位置は変わらなくって、
終始"Mam"と呼ばれ続けて、壁を感じていました。
しかも、これで合ってますか?って聞かれて、
これは答えを出すものではなくって、
自分達の意見を纏める事なのに・・・って
きっと私が説明しすぎたから、私の考えに従わなきゃって
思わせちゃったのかも、と、とても反省しました。

難しかった。

でも、今回のWSを通して、自分の課題が見つかったのは大きな収穫。
しかも、レイテの本当に田舎の村の人達を集めて、
WSをしたのに、結構英語で問題点を書いたり、
プレゼンも英語でする人がいたりと、
彼らの語学力の高さをあらためて知りました。
しかも、ファシリテートできる人もちらほらいて、
彼らのポテンシャルの高さを実感しました。

そんなこんなで、
自分の課題と、フィリピンジンのポテンシャルの高さを知った、
WSとなりました。。。

チャン2

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